多くのメーカーで、複数のグレード(シリーズ)を設けています。

例えば、先日のブログの続きのようですが、クリナップは、キッチンはグレードが3タイプ

・ラクエラ

・ステディア

・セントロ

 

お値段が一番気になるところかもしれません😅

グレードが上がる=値段が上がる

しかしながら、そのお値段の差というのが、どういう所からきているかも、実は知ると「納得!!」

 

(左から ラクエラ・ステディア・セントロ)

クリナップのキッチンの場合は、まず違うのが、キャビネットに使っている材質

ラクエラだけは木質系ですが、あとの二つはステンレスです。

クリナップは元々ステンレス加工が得意な会社ですので、それがこういうところに色濃く出ているのだと思います。

あとは、設置スペースは同じでも、加工の違いで中の収納力が違うということ。

上の写真でわかるように、同じキャビネットのサイズですが、実際に収納できる部分の奥行きは全然違います。

ステディアとセントロを比べると、ラップ1本分横に入るスペースがこのサイズだと違ってくるというサンプルです。

あとは、グレードを上げないと設備として入らないこともあります。

クリナップでいうと、食洗機の深型を入れたい場合は、ラクエラではダメで😢、ステディアにしないと入れられません。

面材等、見た目の違いも大きく金額に変わってくる部分ではありますが、採用できる物・できない物が、メーカーによっても、グレードによっても変わってきます。

ですから、

 

これは絶対譲れない!

これは別になくてもいいかなぁ

予算はここまで

 

などなど、一つ一つ書き出し、メーカーやグレードを決めていくのがいいのではないかと思います。

 

そうそう、キッチンですと、全部を同じグレードにしなくてもいいんです。

流石に、「シンク部分はこっちのグレード、隣の作業台はこっち」とはできませんが😅

キッチン部分(横並び一帯の場合 シンク・作業台・コンロ)

吊戸棚

背面収納部分

三つそれぞれ別のグレードにできる場合があります。

その場合は、

 

面材をそろえられるか・・・

面材が同じではなくてもいいか・・・

 

など、考慮して、じっくりと、できればショールームで実物を見ながら決めていくといいのではないかと思います。

それだけでも、金額が大きく変わってくると思います。

主要のキッチン部分はグレードを一つあげて、収納部分はコストを抑えるってこともいいかもしれません。