「パース」とか、「建築パース」って聞くことがあると思いますが、そもそも、どんなものか?

「パース」は「Perspective Drawing(透視図)」の略で、住宅などの構造物の外観や内観を一定の図法で立体的に表現した図です。

つまりは、平面図、間取り図ではどんな感じになるのか、よくわからないから、視覚的に、出来上がったらこんなふうになりますよっていうのがわかる絵です。

お客様にプランをご提出する際、外観や、LDKなど、主要部分のパースをお作りしています。

でも、このたった一枚の絵ではありますが、実は、いろんな情報がぎゅぎゅっと詰まっているのです。

まず、手書きの絵だったら、この一枚を、構図を決めて書けばいいのですが、これはCGパースです。

したがって、全てがデータを正しく入れることでしか出来上がりません。

ですから、この絵の根本はやはり、図面なんです。

どんな設計をするかで、決まってきます。

この平面図をまず作成することによって、パースの元が出来上がります。

(※上の平面図をそのままパースしてはいません。)

ちなみに、上のパースは、ダイニングテーブルの方から見ている図になります。

平面図だと、実際、どんな感じに見えるのか、視覚的にわかりにくいのですが、パースになることで、

「あー、ダイニングテーブルに座ると、景色が見えるんだなぁ」

とか

「太陽の光が入ってきて明るいなぁ」

とか、実際に家の中に入った時のイメージがつきやすくなると思います。

さらに、家具や、ウインドウトリートメントなどのインテリアを選定する手助けにもなるかなぁと思っています。

 

プランの段階から、お客様がワクワクしていただけたらなぁと思います☺️

 

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