たくさんの人々に愛され、そして、大切に直され、また新たにたくさんの人が訪れ愛される建物。
そんな建物に会いたくて、会いにいってきました。
台東区にある、カヤバ珈琲
ご覧のように、長い年月を過ごしてきた、かつての日本家屋というべき建物です。
長年、地域の方々に愛されてきた喫茶店です。
近くには東京芸術大学があったり、上野恩賜公園、博物館、美術館のある文化芸術に溢れた地域です。
平成18年一度閉店しましたが、この建物を愛する多くの人々の支援もあり、NPO法人が借り受け、構造の専門家、建築家により、建物が再生され、平成20年に新たなスタートを切りました。
看板も素敵です。
店内、ガラス1枚1枚が、ここにあることが自然で、「これでなくては」という感じです。
光の入り方も、きっと昔のままなんだと思います。
店内の写真はあえて撮りませんでした。
がしかし、かなりじっくり見てきました。
カウンター部分、レンガ貼りになっているのですが、それも当時のまま。
残せるもの、残すべきものはそのままに、そして、今のライティングなどを融合
建築家の方の思いも、そして、この建物を残そうとされた方々の思いをとても感じられました。
作り込みすぎず、でも、バランスよく再生されたこの建物に会いにいってよかったなぁと感じました。
ランチの時間に予約
パンはカンパーニュのような感じで、もちもち、かみごたえあり、大満足のおいしさでした。
チキンカツサンドはチキンカツ揚げたて
クロックムッシュはキノコと玉ねぎとチーズ、絶妙でございました。
かき氷、食べたかったんですが、満腹すぎました😅
次回、絶対食べたいと思います。
1階はテーブルと椅子席
2階はお座敷
ご予約がおすすめです。
こんなふうに愛された建物を残し、再生させるということが一つでもできたらなぁと思っています。
いろいろと勉強させていただきました。