日本は、夏は特に湿度が高く、梅雨から秋の台風シーズンまで、湿気に悩まされることが多いという方も、珍しくないと思います。
我が家でも、除湿機をつけていますが、夏は1日に2度は水を捨てています。
常に暮らしている住宅ではそれができるのですが、それでも、忘れていてストップしていたり、長期の出張や旅行で家を開ける場合など、不便に感じることもあると思います。
まして、別荘ともなると、いつでもいるわけではないので、どうしたらいいか・・・
そんなご相談もいただきます。
条件が合うと、いつもおすすめするのが
「カライエ」
まず、これは、それほど広い空間には適していません。
実は、メーカーでは厳密に「この広さまで対応」とはなっていません。
おそらくですが、その場所ごとの条件によって、狭くても対応しきれない場所もあったり、広くてもじゅうぶん効果的に使える場合もあるからだろうと思います。
そして、これは、お部屋の空気を取り込んで、湿った空気を外に排出し、乾いた空気をお部屋に戻すという流れで除湿します。
ですから、外に排出するため、エアコンや換気扇の取り付けのように、壁に穴を開けることが必要になります。
今回ご相談があったお客様の別荘は、地下のお部屋(厳密には半地下)の湿気対策に苦慮されておりました。
普通の換気扇はついておりましたが、換気扇には調湿の効果はありませんので、除湿剤などを置いたりして対応なさっておりました。
ですが、やはり、除湿剤なども、いらっしゃった際に交換はできても、いつ満水になるかはわからないので、いない間もずっと湿度調節できるものがないかと。
そこでご提案させていただいたのが「カライエ」
今まで、普通の換気扇がついていた部分を利用して設置。
ここから湿った暖かい空気が排出されていました。
このカライエをおすすめするメリットは2つ
1つ目は
湿度60%を目安として、それを上回ると稼働し、湿度が低いときは停止すること
2つ目は
停電になった後、電気が復旧すると運転を始めること
エアコンや除湿機など、停電になるとその後止まったままになってしまうので、別荘などは、困ってしまいます。
また、湿度に応じて稼働したり停止してくれると、省エネにもなります。
納戸やパントリーなど、大事なものをしまっておいたり、湿度が気になる場所にもとてもおすすめです。
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