薪ストーブで暖をとるためには、当たり前ですが、薪が必要です。

その薪の入手方法こそが薪ストーブの重要課題の一つです。

 

重要課題の薪の入手方法

手段は二つ。

1、自分で木を入手し、自分で薪づくり

2、薪を買う

 

 

薪ストーブ歴20年以上の我が家の行き着いた手段は

1、自分で木を入手し、自分で薪づくり

 

どうするか詳しく解説します。

 

まず、どうやって手に入れるのか?

 

すばり

周囲に注目してアンテナをはる!

 

ん?一体どういうことか?

それは、

「伐採しているところがないか見回したり、情報を集め、その時に伐採した木をもらえるか声をかける」

ということ。

伊豆高原では、木の伐採しているところに出会うことがあります。

お隣で切ることも。

そんな時は声をかけて、もらえるようなら、もらうという方、結構いらっしゃいます。

 

実はこれ、大事なことだと思っています。

伐採した木を、ストーブ用の薪として有効活用することで、伐採され捨てられるだけだったものが、人を暖めるために働いてくれます。

 

伐採が必要だったところの木の命をいただき暖をとる

 

我が家では、初めの頃、薪の調達をどうしていいかわからず、ダンプ1台分とかで、遠く離れた木曽の方から買ったこともありました。

今考えると、エコじゃないですよねぇ。

遠く離れたところからダンプカーで輸送してもらって、さらに、それを燃やすのですから。

 

ホームセンターなどで一束800円ぐらいで売られていることもある薪

この一束では、ストーブの大きさによっては1時間とか2時間であっという間に燃えてしまいます。

そう考えていただくと、日々、薪ストーブを暖房器具として使用する場合の薪の必要量が、すごい量になること、想像がつくのではないかと思います。

別荘などで火を見て癒されるために使う場合はそういったもう薪になっているものをその時だけ楽しむ、レジャー費として考えればいいように思います。

そういう場合の薪の量と、日常とは大きく違ってきます。

 

日常の暖房器具として使っていく場合には、この薪の調達は重要課題ですので、日々、アンテナをはり、声を掛ける勇気も必要かなぁと思います。

 

 

次に薪づくり

薪作りには以下4つの作業が必要になります。

●伐採した場所から家に運ぶ

●自分の家のストーブに合った長さに切る

●割る

●薪棚などに並べて少なくとも半年以上乾かす

読んだだけで、「あー、大変」と思いますよね。

確かに簡単ではありません。

正直、大変です。

木はタダでも、チェーンソーや、薪割り機、薪棚などなど、用意するものが結構あり、初期投資が大きいです。

 

でも、薪作業の時は、無心で取り組めるため、頭のリフレッシュになったり、体も動かしたり、我が家にとっては大切な時間でもあります。

 

年齢を重ねてきて、体と相談しながらゆる〜く薪づくりしています。

 

薪の調達から薪づくり、そしてストーブを使う

全てトータル的に、大変さも心地よさもひっくるめて、薪ストーブライフはやめられず、使い続けています。

 

 

薪ストーブを使いたいけど、薪のために使う自分の時間や道具をお金に換算したら買ったほうがいい

そう思えた場合は、解決方法2、薪を買うを選択し、断然、薪を購入した方がいいと思います。

 

薪ストーブ導入の際は、どんなふうに使いたいか、薪はどうするかなど、是非、ご相談ください。

お話ししているうちにつけるのか、やめるのかなど含め、いろんなことが見えてくると思います。

 

伊豆・伊東・イトーピアで、建物と設計のことならアクリにご相談ください❣️