冬はまだまだこれから。伊東、伊豆高原も寒い日が続いています。
足先が冷たくなるので、ストーブの前に椅子を置いて座って、足をストーブに向けるのですが、腹筋が鍛えられる感じです😅
オットマンが欲しいと思っています☺️

 

公共施設でもスロープになっているところを多く見かけます。

ご高齢の方や、体の不自由な方はもちろんですが、健康な方、若い方にも、子供にも、階段よりスロープの方が優しいのではないかと思います。

子供が小さい時、手を繋いで歩くのに階段よりスロープを選んでいたなぁと思います。階段より、スロープの方が転ぶ可能性が低いからだったと思います。

家の段差、特にニーズが高いのは玄関やエントランスですが、そこをスロープにしたいとなった時、意外にすぐに解決しないことが多いんです😭

「たった1段」という段差でも、それをスロープにするとなると、意外に距離が必要なんです。

 

勾配8分の1(10㎝上がるのにスロープの距離は80㎝必要)だと、自分で車椅子に乗って登ろうとした場合だと、登れないと言われています。

介助者が押して登ってもきつく、下るには後ろ向きでないと危険です。

もし、自分で車椅子に乗って難なく普通に10㎝あがろうとした場合の勾配は15分の1。
そうです。
10㎝上がるためのスロープの距離は150㎝も必要なんです。

これは勾配の目安です。

「介助者が車椅子を押す」というところには、「ベビーカーを押す」というのも入りますね。
既存の部分はもちろん、段差を誰にでも優しいユニバーサルデザイン、バリアフリーにするには、物理的な難しさという壁があるなぁといつも思います。

 

「この階段部分をスロープにしてください」

が、実は意外に難しいのです。

 

スロープのお話は続きをまた書きたいと思います。