3Dプリンター、気になってる方いらっしゃいませんか?

3Dプリンターと、3Dプリンターで作るランプシェードを取材してまいりました。

教えて頂いたのは、かえで工房の西川さんです。

 

そもそも、3Dプリンターとはなんぞや?

3Dプリンターはコンピューター上で作成したデザインを実際の物として立体的に作ることができる技術です。

この技術により複雑な形状やデザインのランプシェードを作れるのです。

データ次第で繊細なデザインや細かいディテールを実現でき、使用する材料により色はもちろん透明度、かたさも違うものが出来上がり、とても自由度が高いというのも特徴です。

 

この4つ、全て元は同じデータからできているというのが驚きです。

花びらのような部分が、一番右は5枚(五角形)、次は6枚(六角形)と、数が違うことで形が変わってくるとのこと。

そしてスタートからラストの部分をどのようにするかで開いた形、閉じた形、様々な変化をつけられるようです。

説明していただくと「確かに!」という感じですが、ここにも自由度が高いというのがうなずけます。

一筆書きのように、ぐるぐると切れ目なく螺旋状に作っていくので、とびとびで切れたものより、全て繋がるデザインの方が得意です。

下の方からぐるぐる回りながら、作り上げられていきます。

この同じデータから

これも

これも

これも

そしてそして

これら3つも、もちろん同じデータをもとにできているって、すごいなぁと思いました。

ちなみに、真ん中のランプは陶芸家さんとコラボした作品だそうです。

中の電球がまるでろうそくのように見えました。

 

さぁ、どんなふうに作られているか・・・

これが3Dプリンターです。

細かく細かく動きながらデータ通りに作っていきます。

糸状の材料をノズルの熱で溶かし、すぐにファンで冷やし固めて形状を作っていきます。

完成のデータがこちら

かかる時間はこれが完成するまでは10時間ほどのようです。

データを作りスタートさせると3Dプリンターがコツコツ作り上げてくれる。

音もとっても静かでした。

寝る前にスタートさせたら、朝起きると出来上がり。

すごいです!!

 

今回、私たちもオーダーして作って頂きました。

形はどんな感じにするか・・・

色はどうしようか・・・

大きさは直径何cmがいいか・・・

コードの長さは何cmにするか・・・

コードの色は?形状は?

いろんなことを細かくオーダーさせて頂きました。

それがこちら

電気をつけると

こんな感じです。

 

事務所に帰って、早速お試し。

いい感じです。

ライティングレールがあれば、取り付けもワンタッチです。

お花のように可愛く、癒されます。

みなさんにも照明器具を自分好みに作る楽しさを味わって頂きたいなぁと思います。

 

ライティングレールの取り付けもご相談ください。

伊豆・伊東・イトーピアで、建物と設計のことならアクリにご相談ください❣️

 

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