外観からはどこか懐かしい昭和の風情を感じさせるこの家。
昭和45年に建てられた、築50年を超える建物です。
この建物に出会った時、
「ここで暮らしたら、自分の暮らしを大事にしながら、大好きなものだけに囲まれた充実した時間を過ごせそう」
「車を手放した後でも、買い物に困ることなく、穏やかに暮らしていけそう」
そんなふうに暮らしをイメージすることができました。
外観の色、この写真だと、綺麗な水色に見えますが、実はグレーです。
お天気や時間帯によって、水色に見えたり、グレーに見えたりします。
外観は窓を変えたりした以外は形を変えていないため、中がどうなっているのか、想像つきづらいです。
一歩中に足を踏み入れると、昭和な印象が見事に一変します。
レトロな佇まいに反して、内部にはモダンな空間が広がり、そのギャップに驚かれるかもしれません。
「新築の香りがする」
それもそのはず、外壁や柱を残して、内部を全て解体し、耐震補強と断熱工事をして内装を仕上げました。
LDK入り口のドアは、この建物のためだけのドア。
この建物が、築50年を超えていることを教えてくれる唯一の場所は、このリビングの梁です。
レトロな趣を残しながら、最新の設備を備えることで、温かみと機能性を両立しています。
これからの時代、新築よりも既存住宅を活かした性能向上リノベーション住宅を選ぶというスタイルがいいという方がどんどん増えてく事を願っています。
間取りは1SLDK。
無駄を省いたシンプルな設計が、日々の暮らしを心地よくサポートします。
キッチンの後ろに設けられた窓からは、青空と遠くの山並みが見え、周囲からの視線を気にせず、自然を感じることができます。
忙しい日常の中で、ふっと気持ちが和らぐ瞬間を味わえる場所です。
ダイニングで座ると、ほっと安らぐ感じがするのは、この窓が大きく影響しているのだと思います。
カーテンを閉め切ることなく、近隣からの視線を感じずに空や緑を眺めることができることが、住宅街ではとても貴重であり、解放される感覚を味わえるのではないでしょうか。
キッチン横のパントリーは、食品や日用品の収納に便利なだけでなく、掃除機の充電スペースとしても活用可能。家事効率を上げながら、暮らしにゆとりをもたらします。
キッチン横に、パントリースペースが大きくあることで、家事効率が上がると思います。
庭には梅、柿、金柑の木があり、四季折々の実りを楽しむことができます。
小さなガーデニングスペースもあるので、「ちょっとだけ植物を育てたい」という方にぴったりです。
心地よい静けさの中、自分のペースで暮らせるこの家は、喧騒を忘れ、自分らしい時間を大切にしたい方におすすめです。
生活の利便性も充実しており、スーパー、コンビニ、ドラッグストアまでは徒歩6分、バス停まではわずか1分。
将来、車を手放しても日々の暮らしは安心です。
暮らしやすさと穏やかな時間が調和するこの場所は、長い年月を超えてもなお、住む人に寄り添います。
この物件の魅力は、言葉や写真だけでは伝えきれません。
一度足を運び、その空気感とギャップを体感してみてください。
きっと「この家で暮らしてみたい」という気持ちが湧いてくるはずです。
築年数にとらわれない、新しい暮らしの形がここにあります。
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