足首を骨折して、片足で生活する中で、

「家の中がこうだったらなぁ。」

「家にこれがついてたらなぁ」

と感じることがありました。

 

その中から、すぐに出来るものをやってみました。
それは、トイレのペーパーホルダーの交換。

既存でついていたものは

新築当時につけた、陶器のペーパーホルダー(なぜかピンク)。
もちろんまだまだ綺麗なのですが、今回は、取り替えようと思います。

立ち上がるとき、支えになって欲しいので

こちらに取り替え
ペーパーホルダーの本体自体がプラスチックで、正直、あまり好みのスタイルではないのですが、そんなことよりも、今回は、機能重視での交換です。
「立ち座りラク棚付」
と書かれています。
耐荷重は600N
つまりは、この棚の上に60kg載せても大丈夫
だから、この棚に

 

 

手をついて「よいしょ!」と立ち上がっても、大丈夫です。

この存在のありがたさと言ったら、感動ものです。
こんな小さなただの平らな部分ですが、支えとなるように設計されたものですから、安心して力を入れられるし、有ると無いとでは大違いです。

ちなみに、ビスの数は同じですが、長さは、元々のペーパーホルダーを固定していた物の1.5倍ほどあります。

交換に際して注意が一つだけ。
当たり前ではありますが、取り付ける場所の下地が肝心です。
今は、いろんなものがネットで購入できて、一般の方でも手に入りやすいですが、取り付け方を間違える、取り付け場所を間違えると、その物の効果が最大限発揮できません。

以前、お客様のご相談で、
「ハンガーをかけるフックを壁に取り付けたんだけど、外れて壁に穴があいた」
ということがありました。
みてみると、見事に下地がない石膏ボードにビスで取り付けていらっしゃいました。
取り付け方や場所は、重要です。
その物に合った方法で、取り付けるようにお願いします。

体の不自由さの度合いで、縦に手すりを取り付ける必要もあるかもしれませんが、立つ瞬間の支えが欲しい場合は、このペーパーホルダーは有効です。
トイレに行く度、ありがたさと感動を味わい続けております。

安全で生活の質が上がるものを取り入れつつ、暮らす場所のイメージやスタイルを邪魔しない物も少しづつ増えています。
こういう物を上手に住まいに取り入れつつ、歳を重ねた暮らしを実践したり提案していくことも、大事な役割だと思っています。

一緒に、シンプルに、自分らしく心地よい暮らしを実現していきましょう。

 

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