着々と進む、リノベーション。
もう少しで、皆様にご紹介できるところまで来ております。
その前に、まずは、間取りがどんなふうに変わったかをご紹介いたします。
間取りを見るのがお好きな方には、ぜひ、楽しんでいただきたいなぁと思います。
1階
2階
これが、元々の図面です。
そして、こちらが変更した図面です。
1階
2階
見比べていただけるとわかると思いますが、2階は、内装は変えましたが、間取りの変更はしていません。
大きく変更したのは、1階部分です。
元々、玄関を入って右側に洗面所があり、その中にトイレがありました。
そこをこんなふうに変更
トイレを無くし、洗面脱衣室に、ランドリースペースを作りました。
間取りの変更の際重要なことは、必要な柱や壁を残したり、建物の強度を保つための補強をすること。
この建物は、木造の中でもツーバイフォーの建物なので、壁をなるべく残したり、新たな壁で補強することで間取りの変更を加えています。
間取りを変えたいから、無造作に壁を壊したり柱を抜いたりはできないので、DIYでリフォームしようと思っている方は、要注意です。
その部分は、是非、建築士に相談した方がいいところです。
この建物では、元々トイレがあったところの壁の一部である、洗濯機の横の壁は、残しつつ、そこを活かして洗濯機上にポールを取り付けて洗濯時の補助や、いらないハンガーをかけておくための場所としています。
浴室は、広さの変更はせず、絵から想像していただけると思いますが、石造だったところを浴槽を入れ、タイルばりに変更しました。
さてさて、トイレはどこに行ったのか・・・
玄関入って左側
こちらにトイレをつくりました。
元々、機械室となっていた所を、半分トイレにし、半分をパントリーとしました。
そのため、キッチン側の壁を一部壊し、開口部としています。
リビングダイニングの間にあった扉をなくし、さらに、食器棚での仕切りもなくしたため、独立型のキッチンではありますが、リビングダイニングとのつながりが感じられます。
キッチンにあった勝手口はなくし、パントリー側の勝手口を残してあります。
玄関から入って、1階部分は階段を中心にしてぐるっと一周できるんです。
玄関から荷物を入れるもよし。
パントリーに荷物をとりあえず入れるもよし。
そんな使い勝手の良さもあると思います。
他、間取りの変更はしていませんが、和室は押し入れをワークスペースに造り替えたり、浴室に機能性タイルを採用したりと、暮らすことにフォーカスしつつ、使う方がアレンジも加えられるよう造り込みすぎないリノベーションです。
これから内装の仕上げに入るので、みなさん、お楽しみに。
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