今、キッチンの水栓で人気のあるグースネックタイプ。

(グラフテクトショールーム)

グースネックの水栓器具の人気の理由は、高級感やかっこよさだけではない!!

スパウト(水が通って出てくる部分)がストレートの水栓器具と使い心地がどう違うのか、全力レポートいたします。

TOTOのストレートタイプの水栓器具を

今回、KVKのグースネックに交換しました。

 

第一印象は「大きい!!」

今までの物と比べると、上に立ち上がっていることもあり、存在感がすごいです。

 

早速、水を出してみました。(レバーが真上を向いているのでお湯です)

節水タイプなこともあり、ストレートの場合は、強すぎず程よい勢いで水が出ます。

手元のスイッチを上に切り替えると

シャワーが出ます。

しっかりとした勢いのシャワーが出て、「節水の技術、恐るべし」という感じです。

口の部分を真下に引くことで、ホースが伸びます。

初めは、どのくらいの力で引っ張るか、ドキドキしますが、慣れると、すんなり引き出せます。

 

どこまで伸びるか・・・

 

想像以上に長く伸ばすことができ、シンクの端から端まで綺麗に流せます。

大体30cmぐらい伸びます。

 

ただ、コツがいるのが、最後収納する時。

矢印の突起をしっかり合わせないと、はまらないのです。

これも、慣れれば、すんなりと収まるようになると思います。

首が180度しっかりと振ることができるので、シンクの上が何もない状態にもなります。

シンクを広々使える印象。

 

ここまでは、取り付けてすぐの感覚。

 

その後数日使ってみて、大きく3つ、気づきがありました。

 

1、洗い物の作業がゆったりとできる。

 

以前の水栓器具は、シンクの底から蛇口まで32.5cm

今回の水栓器具は35cm

たった2.5cmなのですが、全く使い勝手が違います。

以前のものは、蛇口からまたさらに斜めにスパウトが下がるため、

その部分も影響していたように思います。

大きいお鍋やお皿などでシンクがいっぱいになっても、作業が楽です。

 

2、手が汚れていても、他をほとんど汚さずに水を出せる

 

泡だらけの手でも

手の甲ですんなりと水が出せます。

水の場合は特にそれを感じます。

もちろん以前の水栓の時も手の甲で出せなくはなかったのですが、スパウト部分に泡が落ちたり、他を汚すことがありました。

今回のものは横にあることで、とっても使い勝手よく、ありがたいです。

 

3、水ハネが少ない

 

垂直方向に水が落下しているおかげか、洗いやすく、水ハネが少ないような気がします。

これは私の感覚なので、全てに当てはまるわけではないと思います。

実際、水ハネがひどいと書いている方もいらっしゃいます。

これは、シンクの深さや、シンクの上の縁から蛇口までがどれくらい上がっているか、水の勢いなど個々の事象で変わってきますので、一概に言えないというのも正直なところです。

ただ、私の場合は、水を出した時に、たまたま下に置いてあるものによって、水ハネをするのが少ないように感じました。

そして、洗い物をしているときに、物に当たっての周りへの水の飛び散りも少ないように思います。

 

 

取り付けてすぐは、存在感の大きさに圧倒され、従来型でもよかったかなぁ・・・なんて思ったり。

でも、数日使用してみると、交換した価値はあったなぁと実感できました。

取り付けるキッチンの状況や環境や、使う方の好みにより、どの水栓器具を選択するかはもちろん変わってきます。

しかし、今回、実際に自宅の水栓をグースネックに交換してみて、冒頭にも書きましたが、ただ単に「かっこいい」とか、「高級感がある」という理由だけでなく、やっぱり使いやすさが大きいなぁと実感しました。

 

また、メーカーによっても個性がありますので、検討する際は、色々見ることをお勧めします。

ちなみに、KVKの撥水技術、お気に入りです。

グースネックの水栓器具、デザイン性も実用性も素晴らしいものでした。

 

伊豆・伊東・イトーピアで、建物と設計のことならアクリにご相談ください❣️

 

今回取り付けた水栓器具

KM6061ECHS (KVK)