食育という言葉が使われるようになって、今では当たり前に定着しているのではないでしょうか。
私が食育に興味を持ち、出会ったのは大学生の頃。
私の師匠でもある故 坂本廣子先生の本を手に取った時でした。
子どもが料理をしてくれるようになったら楽だなぁって思いませんか?
「子どもに料理を」
というのは、結構、大きな投資だと思います。
忍耐そのものかもしれません😅
でも、それも、子どもにとってやりやすい環境だと少しハードルが下がり、自分からやりたくなることも増えてくるように思います。
では、何が重要か・・・
大人でもそうですが、やりやすい高さと、道具。
もちろん、子どものためにキッチンを作ることはできません。
子どもはどんどん大きくなっていきます。
ですから、キッチンに、小道具を備えることで、いつも使っているキッチンで安全に子供と料理をできるようになります。
建物とは関係ありませんが、道具の包丁は、ぜひ、よく切れるものを用意してあげてほしいと思います。
よく、先が丸く、切れないものが子供用として販売されていますが、変な力を入れるようになり、かえって危険を伴うことがあります。
あと、子どもは小さいからと言って、ペティーナイフでは刃の重さがないため、切るのが難しく、これまた変な力を入れる原因となります。
子どもにあった道具を用意することで、やりやすくなります。
では、調理するときの高さですが、調理する台に手を置いたとき、腕が「くの字」になるのが目安です。
そして、しっかり足がついて、土台が安定していることも重要です。
ですから、キッチンに子どもが来たときに、そのまま立たせてはもちろんやりにくいですし、ダイニングの椅子にたて膝をするのも不安定です💦
そこで登場するのが、風呂用の平らな椅子。
滑り止めもついていて安定しています。
いろいろな高さのものがありますので、お子さんの成長に合わせて用意してあげると、キッチンでの作業が安全で、やりやすくなります。
まだまだ子どもを料理に巻き込むためのお話はありますので、時々お話しさせていただきたいなぁと思っています。
ちなみに、我が家では2歳になる前に包丁を持たせ、小さい頃は魚を三枚におろしたりできたのですが、大きくなるにつれ全くやらなくなり😱、投資失敗か😞と思っていましたが、一人暮らしの今、完全自炊で暮らしています👍。
「生きることは食べること」
楽しくキッチンに呼ぶため、是非是非、キッチンに小道具を用意してみてください。