オーライフさんからのご相談をもとに、前回、前々回と2回にわたり、職場に求める働く環境に関し考えてまりました。
いよいよ、工事のお話です。
オーライフさんの事務所は、もともとワンフロアで、ほぼ仕切りがない空間に
・プライベートの事務スペース
・ミーティングスペース
・洗面給湯スペースとトイレ
がありました。
そこに、ゆっくりじっくりお話ができる会議室を作り、音や入る時の視線も気になったトイレの前に洗面所兼給湯室を設けました。
給湯室には、今までミーティングスペースのホワイトボード横にあった冷蔵庫を入れる場所も設けました。
リフォームを機に、家電等を買い替える方も多くいらっしゃいますが、たまたま買い替えの時ばかりではありません。
ですから、今お持ちの物を収められるようにしたいと思っています。
ミニキッチンは、そのまま使い、扉にシートを貼ることで、気になる黄ばみなど解消されます。
高さを揃え横にカウンターを作り、鏡や壁に設置した棚と色を合わせて塗装することで、一体感が出ます。
全て造作ももちろん素晴らしいのですが、市販の棚などを取り付けたりして、それとうまく調和させるのも、比較的コストが抑えられ、おすすめです。
既存のものをどうするのか・・・
何をどう設置するのか・・・
壁紙は何にするのか・・・
全て図面に落とし、それぞれ作業してくださる職人さんたちの意思の疎通も図ります。
洗面給湯室のドアにも鍵をつけたので、お化粧直しなどの時は、安心感にも繋がります。
会議室の本棚ですが、広い壁がここしかなかったこともあり、この場所に設置されていました。
しかしながら、この背後にはとっても素敵なステンドグラスが埋め込まれています。
太陽光がここから差し込んだ様子は、本当に綺麗なんです。
ですから、今回のリフォームでは、そのステンドグラスが活かされるようにしたいという思いもありました。
ミーティングの時間に癒しと落ち着きを与えてくれるのではないかと思っています。
そして、ミーティングルームに必要なものと言えば、テーブルです。
もちろん、オーダーで作ってもらうことも可能ですが、オフィス家具で理想とするものに近いものがあれば、オーダーするよりコストを下げることもできます。
ちょっと想像してみてください。
向かい合って初対面の人と話をする時、距離が近いと、ドキッ!としませんか?
身構えてしまって、ちょっと話しづらい感じがしませんか?
相手との関係性やシチュエーションによって適切な距離があります。
落ち着いて、自分を守りつつ、主張したり相手の話を聞く場合は、ダイニングテーブルで多くあるサイズの奥行き90cmでは、ちょっと心許ない感じがします。
規格品で奥行きが広め(できれば120cm欲しいところだが、難しいのでせめて100cm)
幅も部屋に入るもの(人が行き来するためのスペースももちろん確保)
長方形ではなく、できれば柔らかい曲線のもの
この条件でテーブルをお探し、ご提案させていただきました。
今回、オーライフさんのリフォームは、伊東市のリフォーム助成金(店舗リフォーム 法人用)を活用しました。
工事金額の1割を上限30万円まで助成してくれます。
(住宅用リフォームの場合は上限10万円 伊東市在住者など要件あり)
上手にこういった助成金などを利用して、今の困りごとを解決してみませんか?
今回リフォームさせていただいた(有)オーライフさんでは、保険の相談はもちろん、頑張る方を親身になって応援してくださいます。
じっくりと話を聞いてくださいますので、「真剣に前進あるのみ!という方」は是非、相談してみることをお勧めします。
さぁ、次はあなたの番です。
今のちょっとした困りごと、どう解決していいかわからないけどなんとかできたらいいなぁと思っていること、教えてください。
伊豆・伊東・伊豆高原で、設計とリフォームリノベーションのことならアクリにご相談ください❣️