世の中のどんな製品でも、それを作る人のひらめき、思い、そして気遣いがあると思っています。

でも、想定していたのと全然別のところで事故が起きてしまうこともあります。

以前、歯応えある食感が魅力の蒟蒻ゼリーでしたが、それゆえに高齢の方やお子さんが喉に詰まらせてしまうという事故が起きてしまったことがありました。
それから改良され、あるメーカーでは容器に工夫が凝らされたり、あるメーカーでは小さく刻んだものを再び別の硬さのゼリーで固めたものが出たりして、事故防止の対策がなされました。

建材や設備でも同じように、使いやすさ、デザイン性を追求しつつ、事故防止のための対策もなされる商品開発がされています。

先日、内装屋さんと打ち合わせをしていて、

さまざまなロールスクリーンやブラインドなどのカタログを見ていて

小さいお子さんがいるお宅につける際には気をつけたほうがいい商品、扱いが難しく、初めての方が使うことの多い宿泊施設には不向きの商品などなど、話の中で出てきました。

こういったロールスクリーンのボールチェーンや、ヒモは、想像に難くないのですが、お子さんやペットが引っかかってしまう事故も起きがちです。

なので、あるメーカーのものはあえて壊れやすくなっていると。
ひっかかたらすぐに外れるようになっているものがあるということでした。
重大な事故が起きるよりは商品が外れるほうがいいという選択。

デザイン性、機能性に優れながら、さらに事故防止

選ぶとき、デザイン性や機能性はもちろんですが、シーンに合っているか、生活スタイルにあっているか、使用する自分たち家族にあっているか、などなど想像しながら選べるといいなぁと思っています。

ちなみに私はできる限りメンテナンスが楽なもの、汚れにくいもの、汚れても目立たない、もしくはすぐ綺麗にできるものがいいなぁと思うような性格でございます😅

そうそう、学校など、今はカーテンのタッセルは

こういう引っ掛ける場所にかけてまとめるものではなくなっていることが多いです。

カーテン自体にタッセルが付いていてマジックテープで止めるようになっています。
これも子供たちがヒモに引っかかったり、事故にならないためです。

いろんなところに優しさが溢れてるなぁと思います。