お客様から畳をフローリングに変えたいというご相談があり、お話を伺いに行きました。

 

そのお宅は、フローリングのLDKの奥に和室が、二間、続いていました。

お話をお伺いすると、

畳をフローリングに

プラス

LDKとの段差解消も

ということでした。

LDKと、和室との間には、5cmの段差がありました。

 

写真の撮る方向が悪く、わかりにくいですが💦、敷居がフローリングから5cm上がっています。

和室からデッキに出られる掃き出し窓があるのですが、そこの部分にも段差がありました。

 

行ったことは

・畳の撤去

・段差解消のため、敷居を取り除く

・襖が自ずと使えなくなるため、建具の作り直し

・フローリング貼り

 

和室同士の間もフラットにします。

敷居を取り、一体でフローリングを貼りました。

今回貼ったフローリングは、お客様が無垢板単板のフローリングをご希望でしたので、

キュービートHV ナラ (天龍木材)を貼りました。

浮造りとありますが、これはあくまで無垢板ではなく2ミリの単板なので、大工さんが無垢板に施すような、くっきりと木目が浮き出る浮造りとまではいきません。

でも、肌に当たる感じが心地良いなぁと思います😊

 

二間分、通してフローリングを貼り

右LDK部分と、左新しくフローリングにした部分がフラットのになりました。

今までの襖は使えませんので、建具を新しく作成

上吊戸で

下側は振れ止めはありますが、レールはなくフラットです。

5cmの段差、ちょっとした段差というのは、実は意外と厄介なところもあります。

つまづきやすかったりします。

 

10cm、15cmとしっかりとした段差があると

「段差があるぞ」

と認識し足をしっかり上げるのですが、少しの段差だとその認識が甘くなってしまいがちかもしれません。

 

全体がフラットになり、日々の生活が安全に、そして快適になるのではないかと思います。

 

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