伊東線、伊豆急線ではキンメ電車が走っています。

昨日娘が通学時に乗った電車がキンメ電車で、座った席の向かい側を見たら

「ハートの目のキンメだ!!」
と写真を送ってくれました。

なかなか出会えないというハートの目のキンメ。
出会うと幸せ気分になれますね。

 

さて、以前、建ぺい率のお話をしたことがありますが、その建ぺい率、複数の法律があり、その中で一番厳しい数字がその場所の建ぺい率となっています。

伊東市の分譲地の多くが国立公園に指定されている場所にあります。
国立公園第何種かによっても数字は違ってくるのですが、建築基準法上の建ぺい率より、自然公園法の方が厳しい数字なので、そちらの数字になります。

建築確認をとるときは、建築基準法の建ぺい率を示しますので、

例えば・・・

建築基準法に定められているその土地の
建坪率60% 容積率200%

申請する建物の
建築面積18.5%
(自然公園法では建ぺい率20%)

といったように、まだまだ建物建てられるのに〜といった数字での申請となります。

このほかにも、建築基準法では許されるのに、実際は建ててはいけない、法律違反の建物になってしまう場合があるんです。

これは伊東市だけでなく、鎌倉や京都など歴史的建造物が建つ街や、古い街並みのところでは法律や条例などにより規制されています。

でも、自由に好きなものを建てられない😭😡と思ってしまうかもしれないのですが💦、景観を保ったり、自然を保全したり、色々と意味があることだと思います。

海外の街も、街がぜーんぶ同じ雰囲気のところってとっても素敵ですよね。
街に住む人たちが守ってくれているんだなぁと思います。

ちょっと複雑に法律がからみ合う場所もありますが、街を守っているんだなぁ、自然を守っているんだなぁと思うと、優しい気持ちになれるかもしれません。

自然公園法に関しては結構複雑ですが、長年、この地で設計してきておりますので、安心してご相談ください。