昨日は、太陽の光が痛いほどで、雲も夏を思わせるようでしたが、日陰に入ると涼しく、やはり秋を感じました。
金木犀も2度目の花を咲かせ、1回目より、いっそういい香りが漂っています。

鏡のような一碧湖。「伊豆の瞳」と言われるだけあります😊夕方も格別

今日はファイナンシャルプランナーとしてのお話を♪

お金の話というと、ちょっと難しく、でも相談するのはちょっと二の足踏んでしまう感じがしますよね。
でも、気軽に聞ける、ちょっと喋りにいってみようという場でありたいと思っています。

こんなご相談がありました。

「扶養の範囲でいたいけど、どこまで働いてもいい?いくらまでなら大丈夫?」

専業主婦だった方がパートを始める時、一度はこのことを考えるのではないかと思います。私も実際そうだったので😅

みなさん、よく言われるいくつかの壁を意識するのではないかと思います。

でも今回のご相談で何がよくわからない部分だったかというと、「二箇所からお給料をいただいている」という点です。

それぞれの状況で、細かい数字など変わってきますが、大まかなものとして捉えてください。

今は、パートでも非正規でも106万円を超えたら自分の働いている職場で社会保険に加入しなければならないことがあります。(職場や、勤務時間等で違う場合もあります)
そして、ご主人の扶養に入っていた場合には、130万円超えたらはずれなければなりません。

 

ここ、迷う点だと思います。

106万円?!この金額は二箇所の合計?それともそれぞれ?

130万円?!この金額は二箇所の合計?それともそれぞれ?

 

(106万円超えたら社会保険に加入しなければならない職場の場合)

【ケース1】 A職場:80万円  B職場:40万円

【ケース2】 A職場:120万円 B職場:30万円

【ケース3】 A職場:80万円   B職場:60万円

※社会保険に関してのみのお話です。税金に関してはまたいつか

 

【ケース1】ではどちらも106万円超えていないので、自分の職場で社会保険に入ることはなく、AとBの合計が130万円も超えていないので扶養から外れることはありません

 

【ケース2】ではA職場で106万円超えているので、A職場で社会保険に入り扶養からも外れます。

 

【ケース3】ではどちらも106万円超えていないので、自分の職場で社会保険に入りませんが、AとBの合計が130万円超えているので扶養からは外れてしまいます。自分の職場で社会保険に加入していないため、国民健康保険に加入することになります。

手続きが遅れると無保険の状態の時期が出てしまうので要注意だと思います。

 

いろんな壁と言われるものがあり、ちょっと迷ってしまいますが、知っていて今現在の状態にあるのと、わからないままなのとでは、万が一間違っていた時に気づけるかどうかに関わってくるのではないかと思います。

足りない時は請求がすぐにきますが、多く納めすぎていた時は自分で申告しないと戻ってこないのが世の常😅

雑談の中で、こういうことをお話しできる場であれたらいいなぁといつも思っています。