昨日は少し晴れ間が見えたりする時もありましたが、逆に土砂降りになる時もあった伊東です。
一碧湖のように自然を散策したいところは、急に降ってきたりすると、慌ててしまいますね。💦
伊東、一碧湖周辺でも2,3年前ぐらいに、増えたなぁという印象を受けたのが「ナラ枯れ」
文字通りナラは勿論、カシやクヌギなど、ストーブや暖炉をお使いの方には薪に最高な木に起こります。
虫が卵を産み、菌が全体に蔓延し木が枯れてしまいます。
(林野庁のHPより(写真提供:一般社団法人日本森林技術協会))
こんなふうに青々とした木々の中に葉が赤茶色くなっているところがナラ枯れしているところです。
一年後、木に産み付けられた卵が育ち成虫になると、次の元気な木にまた卵を産み、その木がまた枯れてしまいます。
一碧湖周辺もそうなのですが、この写真のように人が入らないところは、そのままになってしまっている所があるのではないかと思います。
一般の方の庭の木など、ナラ枯れをはじめ、松など、木が枯れたものを放置してしまうと、それがどんどんもろくなり、枝などが下に落ちるだけでなく、強風の時には飛ばされ近隣に被害が及ぶ事もあります。
そして、勿論、倒木する可能性もあります。
ナラ枯れとは違いますが、我が家はゾウムシにオリーブの木が何度かやられ、見つけるたびに対処してなんとかオリーブの木が生きています。
虫が入り込んだ場合は、根元に木屑のようなものがあります。
ナラ枯れの場合も同じように根元に木屑があるそうです。
お庭にナラやクヌギなどがある方は見てみてください。
そして、ナラなどだけでなく、お庭に葉が落ちて枯れてしまってそのままの木、木の幹にキノコのようなものが繁殖している木などがないかも、チェックしてみてください。
急な強風などで枝が落ちたりして建物損傷も防げるかもしれません。